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初版年月
2023/10
判型
A5
ページ数
160ページ
ISBN
9784522440919
定価
1,320円(税込)

実用書 健康・医学 心の健康・心理学 出産・名づけ・育児

発達障害・グレーゾーンの子どもが見ている世界

本の紹介
発達障害・グレーゾーンの子どもが見ている世界をマンガで解説
子どもの視点から行動の理由を探り、接し方のヒントをアドバイス!

落ち着きがない、いきなり大暴れ、ルールが守れない、友達をほしがらない、忘れ物・なくし物が多い……など。発達障害・グレーゾーンの子どもの行動は、大人からしてみたら不可解かもしれませんが、その子なりの理由が必ずあります。本書では、そんな子どもたち(3~8歳対象)の「ナゾ行動」の数々をマンガで紹介。子どもには日常の世界がどのように見えているのか?、どんな気持ちを抱えているのか?……子どもの視点からナゾ行動の理由を探り、やさしく寄り添うための接し方・言葉かけのヒントをアドバイスします。

<接し方のヒント例>
●「達成できる小さな目標」から始める
●「名前を呼んで」「その場で」「すぐに」「具体的に」褒める
●ふれあい遊びでコミュニケーションをとる
●感覚を刺激しないような触れ方を心がける
●「一番」をローテーション制度にする
●「絵カード」で生活の流れを「見える化」する……など

【目次】
●CHAPTER1:ナゾ行動の理由がわかる 子どもが見ている日常の世界をのぞいてみよう
すぐ走り出したりして落ち着きがないのが心配 / 泣く、暴れる、自分の頭を叩くなど、いきなり大暴れ! / なかなか言葉が出ずコミュニケーションがとりにくい! / 抱っこや手つなぎを、すごくイヤがられる / どうして遊んでいるときのルールがなかなか守れないの? / ひとりで遊ぶばかりで友達をほしがらない / 準備が苦手で、とにかく忘れ物、なくし物が多い……など

●CHAPTER2:親子の笑顔を守る 子どもの気持ちに寄り添うために意識したい8つのこと
注意や小言は少なめにして褒めポイントを見つける / 成長スピードやできることを周りの子と比べない / 子どもの一番の味方で安心できる居場所になる / 言うことを聞いてくれなくても感情的にならない / 子どもの困った行動をあらかじめ「回避」することも大切 / ひとりで抱えこまず周りの人を頼る……など

●田中康雄(たなか やすお)
こころとそだちのクリニック むすびめ 院長。北海道大学名誉数授。
児童精神科医・臨床心理士。精神保健指定医。日本児童青年精神医学会認定医。
1958年、栃木県生まれ。1983年に獨協医科大学医学部を卒業後、旭川医科大学病院精神科神経科、同病院外来医長、北海道大学大学院教育学研究院教授、同大学院附属子ども発達臨床研究センター教授などを経て2012年より現職。発達障害の特性を持つ子どもとその家族、関係者と、つながり合い、支え合い、認め合うことを大切にした治療・支援で多くの人から支持されている。
著書・監修書に『ADHDとともに生きる人たちへ:医療からみた「生きづらさ」と支援』(金子書房)、『生活障害として診る発達障害臨床』(中山書店)、『ADHDのある子を理解して育てる本』(学研プラス)、『イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本』(西東社)、『イラスト図解 発達障害の子どもの生活の工夫と伸ばす言葉がけ』(西東社)、『「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する』(SBクリエイティブ)など多数。
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